レッドソックス選手育成部門責任者のベン・クロケット氏が31日、ボストン・グローブ紙のジュリアン・マクウィリアムズ記者に対し、マイナーリーグコーチにビアンカ・スミスさんが就任することを明かした。米国のプロ球団で黒人女性がコーチに就任するのは球界史上初。レッドソックスの地元中継局NESNが伝えている。

大学時代にソフトボールをプレーしていたスミスさんは、これまでに複数の大学の野球部でコーチ業やフロント職などを務め、レンジャーズとレッズの球団編成本部でのインターン経験もある。レッドソックスでは米フロリダ州フォートマイヤーズで、主に野手の指導を行うという。

クロケット氏は「球団にとって非常に有意義なこと」とし、「彼女は素晴らしい候補者だった。非常に興味深い経歴があり、スキルを向上させ、自分自身が成長することに熱い思いを持っている」と述べた。