カージナルスからフリーエージェント(FA)となった現役屈指の名捕手ヤディエル・モリーナについて、同球団との再契約が濃厚との見方が出ている。カージナルスの地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールド記者のリポートをMLB公式サイトが伝えた。

それによると、グールド記者は「賭け金を上げ、サプライズを巻き起こすことのできそうな球団はほかにもあるが、今もなお、切り札を握っているのはカージナルス。モリーナが2年契約を望み、再契約を求めているからね」とコメント。カージナルスとモリーナは再契約が「当然」という状況に「近づきつつある」と推測した。

38歳のモリーナは昨季までメジャー17年間をカージナルス一筋でプレー。ゴールドグラブ賞とオールスターに各9回ずつ選出された名捕手だが、昨オフにFAを選択した。