巨人でプレーし名将としても知られるデーブ・ジョンソン氏(77)が22日、新型コロナウイルスに感染し入院していたことが明らかになった。ニューヨーク・ポスト紙のケン・ダビドフ記者が、この日に86歳で死去したハンク・アーロン氏についてコメントをもらおうとジョンソン氏にショートメールを送ると「彼が大好きだった。話すことはできない。新型コロナで入院し、治療を受けている。彼は私のアイドルであり、友人だった」と返事があったという。ジョンソン氏はその後、生まれ故郷のフロリダ州内にある病院を退院したという。

内野手としてメジャーで13年プレーしたジョンソン氏は、ブレーブス時代にアーロン氏のチームメートだった。巨人には75年から2年間所属し、通算39本塁打をマーク。メッツ、ドジャースなど5球団で監督を務め、メッツ時代の86年にチームを2度目のワールドシリーズ制覇に導いた。