ヤンキースは13日、ジェイ・ブルース外野手(33)とマイナー契約に合意した。右打者が多く並ぶヤンキースのなかで、貴重な左打者として開幕ロースター入りを果たせるか注目される。

ヤンキースでは右翼のアーロン・ジャッジが右打者、中堅のアーロン・ヒックスがスイッチヒッターで、左翼候補の一番手とみられるクリント・フレージャーが右打者。

長く外野を守ってきた左打ちのブレット・ガードナー外野手(37)がこのオフにフリーエージェントとなり、残留のための交渉を行っているが、本人の希望額とヤンキース側の提示額がかけ離れているもよう。

ブルースは昨季フィリーズで96打席に立ち、打率1割9分8厘、6本塁打、14打点の成績。2008年にレッズでメジャーデビューし、メッツとインディアンス、マリナーズを経て19年途中からフィリーズに所属した。通算成績は打率2割4分5厘、318本塁打、948打点。レッズ時代にオールスターに3度選出されている。(AP)