エンゼルス大谷翔平投手(26)が20日(日本時間21日)、2日連続で居残りの単独フリー打撃練習を行った。バッテリー組の全体練習終了後、リード打撃コーチらが見守る中、約20分間にわたって気持ちよさそうに打ち込んだ。

MLBでは、今季から低反発の“飛ばないボール”を使用しているものの、桁外れのパワーを持つ大谷の飛距離にほぼ影響はない。主にノーステップ打法でスイングしたこの日は、右翼だけでなく左中間最深部へもサク越えを連発。最後はバックスクリーン右をかすめる特大弾で締めくくった。中堅~左中間への飛距離が出始めれば、調整も上々。28日(同3月1日)からのオープン戦(対ジャイアンツ)へ向けて、着実にペースアップしてきた。