米大リーグのジャイアンツは20日(日本時間21日)、ブルージェイズから自由契約となっていた山口俊投手(33)とマイナー契約を結んだことを発表した。

キャンプで招待選手として参加する山口は「このたび、サンフランシスコ・ジャイアンツで新たにプレーすることになりました。出来うる限り自分の夢に向かって挑戦を続け、チャンスをつかめるように頑張るだけです」とコメントした。米メディアによるとスプリット契約で、メジャー昇格となればマイナーからメジャー契約に切り替わる。

山口は10日(日本時間11日)、ブルージェイズのメジャー40人枠から外れ、その後、自由契約となっていた。昨季、巨人から初のポスティングシステムでブ軍に移籍した際には2年総額635万ドル(約6億6700万円)の契約を結んでおり、今季の年俸はブ軍が負担する。

1年目はリリーフとして17試合に登板し、2勝4敗、防御率8・06と思うような結果が出なかった。日本時間で今月2月10日に渡米し、その翌日にブ軍のメジャー40人枠から外れたが、米国でトレーニングを継続。新天地でメジャー2年目に挑む。