エンゼルス大谷翔平投手(26)が「2番DH」で出場し、3打数2安打2得点で打線の流れを作った。

今季の実戦で初打席となった1回の第1打席は1死から右前打。3回の第2打席は左前打を放ち、ともに4番プホルスの適時打でホームを踏んだ。第3打席は無死満塁から三飛で凡退した。大谷の主な一問一答は以下の通り。

-今日の2打席を振り返って

大谷 いい感じで捉えにいけているかなと思います。

-今日のテーマや収穫は

大谷 一番は見え方です。投手から球が入ってきて、どういうふうに見えているか。スイングする、しないにかかわらず、そこがまず一番かなと。第二にスイングしたときにどういう反応でいけているか。その2つかなと思います。

-捉え方はどうだった

大谷 基本的には良かったかなと思います。多少差し込まれたりとか、最後ちょっとボールを入れすぎたりとか、そういう微妙なところはあるので、そういうのは実戦の中で打席を重ねながら対応していきたい。

-久々に観客がいる中でプレーした

大谷 楽しかったです。去年の公式戦よりも公式戦っぽいというか、オープン戦ですけど、野球をやっているなという感じはするので。それはすごい、打てる、打てないにかかわらず、楽しかったです。

-去年の開幕前は紅白戦で調整。観客がいるオープン戦で調整していける

大谷 準備はもちろんですけど、やっぱり楽しいというのがまず1つかなと思いますね。ファウルボール1つとっても盛り上がってくれたりとか、そういう雰囲気はやっぱりお客さんがいないと、ないと思うので。

-ここまでの投打での手応えは

大谷 いいペースでは来ているかなと。このオフからやってきたペース、そのままの段階で、徐々に徐々に上げていくっていうイメージなので、今のところはいいんじゃないかと。そのまま右肩上がりでいければいいかなと思います。

-打撃での上半身と下半身の連動について、何かつかんだものは

大谷 試合ではもうやるだけなので、下(下半身)からどうとか、軸足がどうのこうのとかを考えている暇はないので、そういうのは練習の段階で、映像を見ながらだったりとか、やるのが普通かなと思う。今のところ練習の段階では去年よりも、しっかりと連動していると思ってますし、バットの加速に関してもスムーズにいけているんじゃないかなと思います。