レンジャーズ有原航平投手(28)が変則ルールのオープン戦で初先発し、2イニング相当、打者11人に対し、41球を投げて5安打3失点1四球1死球2奪三振の内容だった。

1回は、2019年首位打者の先頭アンダーソンを遊ゴロに仕留め、好スタートを切ったかと思われた。

ところが、続くモンカダに死球を与えると、昨季打撃2冠でMVPのアブレイユに左前打。さらに、4番ボーンに左翼へ3ランを浴びた。続くウィリアムスは空振り三振に打ち取ったが、6番ガルシアに四球を与えたところで、イニングが打ち切られた。

続く2回は、3本の短打を許し、2死満塁となったが、球数が予定の40球を超えたため、2アウトでイニングが終了した。

最速は93マイル(約150キロ)。

降板後は、「甘い球をしっかりはじき返された。打者に対して、しっかりと自分の球を投げたいと思っていましたが、悔しい登板になりました。パワーがあって、スイングも速い。もっともっと丁寧に投げていかないと、と思います」と、メジャー相手の初登板を振り返った。