エンゼルス大谷翔平投手(26)が今季初のオープン戦に先発し、1回2/3を3安打1失点で上々のスタートを切った。球数42球のうち24球がストライクで、2四球5奪三振。球団によると球場のトラックマンの記録で最速100マイル(約161キロ)をマークした。

変化球ではスライダーの制球と精度に課題を残したが、スプリットは落差十分で、5奪三振のうち3三振を奪った。特に2回1死一、二塁から1番の右打者キャンハに対しては、内角をえぐりながら低めに落ちた。米国のある野球アナリストは「ありえないスプリット」とツイッターでつづり、シュートしながら落ちたようなスプリットを称賛した。

大谷はスプリットについて、「特に変化が良かったので、そこが一番良かったかなと思います。スプリットは満足してますね」と、納得の表情を浮かべた。