新型コロナウイルス対策のプロトコルに違反したとして、ホセ・ラミレス内野手とフランミル・レイエス外野手が隔離措置となったインディアンス。プロトコル導入から1年未満で3件の違反が判明したことになり、テリー・フランコナ監督は遵守を呼びかけた。

ラミレスとレイエスは5日のカブス戦後に地元レストランの室内で食事をとり、これが規定違反に該当。また、レイエスは食事の前に散髪も行っていた。なお、レイエスは昨年7月4日のパーティーにマスク着用の上で参加しており、違反は2度目。昨年8月には、マイク・クレビンジャーとザック・プリーサックの先発右腕2投手がプロトコル違反で制限リスト入りしている。

フランコナ監督は「誰もがマスクを外したがっているだろうし、レストランのテーブルに着くことができたらどんなに良いだろうと思う。野球をするのに適した条件ではないし、彼らが若いことも、外出できない状況が普通ではないことも分かる」と、プロトコルに従う状況に選手が疲弊している可能性に理解を示した。

同監督はその上で「だが、これはルールであり、われわれはこれに従ってプレーしている。ルールを遵守すればするほど、チームの完成度を高める機会が増える。事実、われわれは2人を数日間失うことになった。これではチームを助けることはできない」と苦言を呈した。(AP)