AIGとMLBが協賛する少年野球大会「MLBカップ2021」の特別プロジェクト発足発表会が10日、オンラインで開催され、参加した元メジャーリーガーの斎藤隆氏(51)とタレントの石橋貴明(59)が野球少年にエールを送った。

宮城県出身で横浜、楽天、ドジャース、レッドソックスなどで活躍した斎藤氏は「努力はどこでどう開花するか分からない。今の努力が必ずどこかで役に立つと思う」と子どもたちにメッセージ。また「日本中に野球場はたくさんありますが、リトルリーグ専用の球場はなかなかない。高校生が甲子園を目指したように、リトルリーガーが目指す新しい球場も、可能ならほしいですね」と話した。

映画「メジャーリーグ」のタカ・タナカ役で知られ自身も野球少年だった石橋は「高校では3年生の最後まで残ったのは13人しかいなかった。その13人は卒業して40年以上経ちますが、ずっと友達でいられる」と振り返った。MLBカップについては「今回が5回目。この大会を経験した子が、次の大きなステージにいく。僕たちは最初にあの大きな大会に出たという活躍をこれから期待したい」とエールを送った。

MLBカップは8月に、宮城県石巻で決勝大会が行われる。