マーリンズ先発左腕トレバー・ロジャース投手(23)が、サイ・ヤング賞選出2回のメッツ先発ジェーコブ・デグロム投手(32)に投げ勝ち、今季初勝利(1敗)を挙げた。

ロジャースは6回を投げて3安打、10三振、2四球、無失点で降板。一方デグロムは8回で5安打、自己最多タイの14三振を奪ったが、2回にジャズ・チズホルム二塁手に浴びたソロ本塁打による1失点が響き、今季初黒星(0勝)がついた。

ロジャースはメジャーでの先発9試合目で、デグロムとの投げ合いに勝利したのはこれが2回目。2020年8月31日にメジャー初勝利を挙げた試合のメッツ先発がデグロムだった。

17年ドラフトの1巡目指名で入団したロジャースは、デグロムを「メジャートップレベルの投手」とし、チーム全体で倒すことができたのはマーリンズの実力の現れだと胸を張った。

ドン・マッティングリー監督は、「私たちの目の前でどんどん成長している」と、期待の左腕に目を細めた。(AP)