08年のデビュー以降マイナーでプレーを続けていたブレーブスのショーン・カズマー内野手(36)が、カブス戦で13年ぶりのメジャー出場を果たした。試合前にマイナーからの昇格が発表され、0-6の5回1死一塁で代打出場。二塁への併殺打に倒れた。

米ジョージア州出身のカズマーは04年ドラフト5巡目でパドレスから指名され、08年8月にデビュー。同年19試合に出場した。その後はマリナーズ、メッツを経て13年1月にブレーブスとマイナー契約。前回のメジャー出場から今日までにマイナーで通算1106試合に出場しており、スニトカー監督は「08年から21年までの間、気持ちを途切れさせず辛抱強くプレーを続けられるなんて考えられない。アメージングだよ」とたたえ「私の監督キャリアの中で最も素晴らしい瞬間の1つ」とコメントした。

なお、この日の出場は08年9月23日のドジャース戦以来で、12年206日ぶり。MLB公式記録会社「エライアス・スポーツ・ビューロー」によると、これは13年14日ぶりにメジャー出場したラルフ・ワインガーナー(1936年インディアンス→49年ブラウンズ)以降では最長記録で、歴代9番目の長さだという。