エンゼルス大谷翔平投手(26)が早くもMVPレースの有力候補に浮上した。MLB公式サイトは28日、公式戦MVPの第1回投票結果を発表。選手ら関係者94人が上位3人の名前を挙げ、大谷はア・リーグ3位に支持された。

同投票は1位票に5点、2位票に3点、3位票に1点を与える方式で、1位は打率4割2分と絶好調なエンゼルス同僚のマイク・トラウト外野手(29)、2位は7本塁打、21打点とも2位につけるレッドソックス指名打者のJ・D・マルティネス(33)。3位の大谷は「二刀流がうまくいかなくても、バットで怪物級」と、1位票はトラウトの70票に次ぐ、2位の12票を集めた。トラウトは大谷に1位票を投じたという。

4位はリーグ1位8本塁打のバイロン・バクストン外野手(27=ツインズ)、5位は4割3分2厘で打率1位の指名打者イェルミン・メルセデス(28=ホワイトソックス)が続いた。ナ・リーグは8本塁打など4部門で1位に立つロナルド・アクーニャ外野手(23=ブレーブス)が1位だった。