エンゼルス大谷翔平投手(26)が、投打でフル稼働の10連戦を終えた。28日(日本時間29日)、レンジャーズ戦に「2番DH」で出場し、4打数1安打。2回に左翼フェンス最上部を直撃する二塁打を放った。リプレー検証が行われるほど際どい打球で、持ち味でもある逆方向への力強さを示した。

「ショータイム」で沸かせた10連戦。レンジャーズ有原との初対決、日米通算100号本塁打などで連戦序盤に話題を振りまくと、24日のアストロズ戦ではメジャー自身初の左翼守備に就いた。さらに26日のレンジャーズ戦では今季2度目のリアル二刀流で、3打数2安打2打点&5回3安打4失点。3年ぶりの復活星を手にした。

23試合消化し全試合に出場。マドン監督は「状態が良ければ出場し、休養が必要なら与える。今後も彼の声に耳を傾ける」。次回登板は5月3日(同4日)のレイズ戦で、筒香と初対戦となる可能性もある。ショータイムは続く。(斎藤庸裕)