新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいるMLBでは今季、接種後の副反応で負傷者リスト入りする選手が続出している。

ヤンキースのウルシェラ内野手、ブルージェイズのグリエル外野手、ジャイアンツのロンゴリア内野手、ロイヤルズの救援右腕ストーモントらが、これまで副反応で離脱。どのワクチンを接種したかは公表されない場合が多いが、ロンゴリアはジョンソン&ジョンソンのワクチンだったと公表している。グリエルの場合は試合出場中に体調の悪化を訴え、途中交代して負傷者リスト入りした。接種から一定の時間がたってから、体調が悪化するケースも多いようだ。ただし体調は短期間で回復し、1日程度で負傷者リストから復帰するケースがほとんど。

MLBは選手とスタッフの主要メンバーのうち85%以上のワクチン接種が完了すれば、コロナ関連の規制を緩和することになっており、85%に近づいている球団もあると伝えられている。