今季3人目のノーヒットノーランを達成したオリオールズの左腕ジョン・ミーンズ投手が、昨年亡くなった父に偉業をささげた。スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

ミーンズは8回まで毎回の11奪三振。9回も三邪飛、三振、遊直で快挙を成し遂げた。許した走者は3回振り逃げで出した1人だけ。その走者も二盗失敗に終わり27人で終えた。投球数は113、毎回の12三振を奪った。

ミーンズは「MASN」に対し、「正直なところ、今は言葉にすることができない。試合中は調子が良かったし、最後までチェンジアップは決まらなかったけど、うまくいってよかった」と振り返った。

そして「今日は父があそこにいて、どんな球を投げればいいか教えてくれた」と亡き父に思いをはせた。父アランは膵臓(すいぞう)がんで闘病の末、昨年に他界している。