右手中指のたこの治療のために5日の先発を回避したレンジャーズの有原航平投手について、クリス・ウッドワード監督は同投手が順調に回復していると述べた。MLB公式サイトが伝えた。

ウッドワード監督は有原について、1日に受けた注射で痛みが緩和し、「キャッチボールをしても何も問題はなく、感触も良いと(有原が)話していた」とコメント。負傷者リスト(IL)入りは避けられる見込みで、うまく行けば、6日にブルペンセッションを行い、8日のマリナーズ戦に先発できるという。

有原は今季、先発した最初の4試合で計20回1/3を投げて、2勝1敗、防御率2・21という好成績をマークしていた。しかし、その後2試合の登板ではそれぞれ2回、2回2/3を投げたのみで、特に4月30日のレッドソックス戦では4本塁打を許した。ただ、ウッドワード監督は指のたこが不調の原因の可能性が高いと考えており、100%の状態で復帰することを願っている。

ブレンダン・サガラ投手コーチは、有原を「本当に向上心が高い。彼は非常に知的に仕事に取り組んでおり、とても勉強熱心で物事の進め方もスマート」と評価。同投手が開幕時の状態に戻り、今後大きな貢献をすると感じていると語った。