スプリントスピードは足の速さを示すMLB「スタットキャスト」の指標で、2017年から導入された。指標に換算される走塁ケースは2種類あり<1>本塁打と二塁に走者がいるケースを除き二塁打以上で走った場合、<2>強打またはボテボテの当たりでホームから一塁へ走った場合。これらの「走」のうち、最速を記録した1秒間に走った距離(フィート)がスプリントスピードの数値となる。

MLBの選手は毎秒23フィート(約7・01メートル)から30フィート(約9・14メートル)の範囲に当てはまり、23フィートは「プア」、30フィートは「エリート」とされている。今季の平均スプリントスピードランキングでは、1位がナショナルズのターナー内野手で30・8。平均30超えは現在4人のみとごく一握りだ。