エンゼルス大谷翔平投手(26)が「2番DH」で出場し、4回2死一、三塁の第3打席で15号3ランを放った。

2番手の右腕デヘウスと対戦し、フルカウントから89・4マイル(約144キロ)の内角カットボールを捉え、右翼ポール際ギリギリに運んだ。打球速度は117マイル(約188キロ)。メジャー通算62本塁打の中で最速をマークした。

18日インディアンス戦で3戦連発となる14号を放って以来、6試合ぶりのアーチ。この日、ブルージェイズ・ゲレロがヤンキース戦でメジャー本塁打ランキング単独トップの16号2ランをマーク。大谷はトップに1本差とした。

大谷は23日(同24日)のアスレチックス戦では先発メンバーから外れ、ベンチスタート。7回に代打で登場して同点犠飛を放ち、そのまま9回の試合終了まで右翼の守備についた。2イニングを守ったのはメジャーでは最長だった。

この日の試合前には、球団から27日(同28日)の敵地アスレチックス戦に先発登板することが発表された。当初は、マドン監督が28日(同29日)となる予定を明かしていた。