ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督(76)が、タイガース戦の勝利で監督キャリア通算2764勝とし、ジョン・マグローを抜き歴代2位に浮上した。

79年にホワイトソックスで監督キャリアをスタートさせ、86年途中からアスレチックス、96年から2011年までカージナルスを指揮。今季10年ぶりに監督に復帰した。

ホワイトソックスでは9年間で558勝、アスレチックスでは10年間で1408勝、カージナルスでは16年間で1408勝を記録。34年間で通算2764勝、2388敗とした。アスレチックスで1度、カージナルスで2度世界一となり、14年に殿堂入りを果たしている。歴代1位はコニー・マックの3731勝。

同監督は「幸運だった。このチームで始まり、このチームで達成できたのはとても感慨深い」と話し「実は、この記録を達成できるとは考えてもいなかった。家族もこの記録の達成を願っていたから、1度引退した際は怒っていたよ」と明かした。

これでホワイトソックスは今季36勝23敗でア・リーグ中地区首位。2位インディアンスに4ゲーム差をつけている。