エンゼルス大谷翔平投手(26)が1回に放った先制の17号2ラン本塁打は、飛距離が470フィート(約143メートル)とメジャーでは自身最長で、今季ここまでメジャー5位の特大弾だった。

メジャーで今季最長弾を放ったのはホワイトソックスのメルセデスで485フィート(約148メートル)、2位がブレーブスのアクーニャで481フィート(約147メートル)、3位がブレーブスのオズナで479フィート(約146メートル)、4位がロッキーズのマクマーンで478フィート(約145・7メートル)となる。

大谷が440フィート以上の本塁打を放つのはこれが4本目でパドレスのタティスの5本に次ぎ2位タイ。MLB公式スタッツによると、左打者が左投手から放った本塁打としては、2019年以降で3番目の飛距離となる。エンゼルスでは、2019年5月にトラウトが放った473フィートの本塁打以降で球団最長飛距離だった。

▼大谷が今季17号。日本選手が前半戦(オールスター戦の前)に放った本塁打数では、過去最多の04年松井秀喜(ヤンキース=17本)に並んだ。04年松井秀は日本選手のシーズン最多31本をマークしているが、大谷の現時点での年間ペースは45本。

▼大谷が470フィート(約143メートル)のメジャー自己最長弾。今季440フィート(約134メートル)以上の特大弾は4本目で、両リーグでもタティス(パドレス)の5本に次ぎ2位タイ。MLB公式スタッツによると、左打者が左投手から放った本塁打では19年以降で3番目の飛距離。現システムのスタットキャストが導入された15年以降、これまでエンゼルスで470フィート以上の特大弾を放ったのはトラウトだけだった。トラウトは最長486フィートを含む4発記録。