メジャーのオールスターで二刀流が見られるかもしれない! エンゼルス大谷翔平投手(26)の球宴初出場が、異例の二刀流で実現する可能性がふくらんできた。

14日(日本時間15日)に発表されたファン投票第1回中間発表で、52万6608票を獲得。DH部門断トツのトップに立った。マドン監督は二刀流での出場を本人の意思に任せると明言。“球団の了解”という最大のハードルをクリアした。

<日本人選手の主なオールスター出場>

◆95年野茂英雄(ドジャース) メジャー1年目に日本人として初選出。ランディ・ジョンソン(マリナーズ)と先発で対決し、2回1安打3三振の無失点。2回にはア・リーグの4番トーマス(ホワイトソックス)を、4球とも直球で捕邪飛に仕留めた。

◆01年イチロー(マリナーズ) 新人として史上初めて両リーグを通じてファン投票最多票。地元セーフコフィールドでア・リーグの1番中堅のスタメンとして出場すると、ランディ・ジョンソン(Dバックス)から一塁線へ内野安打。直後に二盗を成功させた。

◆01年佐々木主浩(マリナーズ) メジャー2年目に監督推薦で初出場。3点リードの9回を二ゴロ、空振り三振、一ゴロで、球宴で日本人投手初セーブ。

◆03年松井秀喜(ヤンキース) メジャー1年目に外野手部門のファン投票3位で選出。7番中堅で先発し、2回2死一塁の初打席でロアイザ(ホワイトソックス)の初球を左前打。

◆07年イチロー(マリナーズ) ファン投票で出場し、1番中堅で先発。第3打席にヤング(パドレス)から右翼フェンスに当たるランニングホームラン。米球宴でのランニング本塁打は78回の歴史で初。3打数3安打でMVPも受賞。

◆08年福留孝介(カブス) メジャー1年目、外野手部門3位でファン投票で選出された。8番中堅で先発出場。ナ・リーグの新人外野手として1956年、フランク・ロビンソン(レッズ)以来52年ぶりの快挙だったが、結果は2打数無安打に終わった。

◆19年田中将大(ヤンキース) 負傷のストローマン(ブルージェイズ)の代替として14年以来、自身2度目の選出(14年は故障で不出場)。2回から2番手で登板し、1イニングを1安打無失点。日本人初の勝利投手となった。

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