球宴ホームランダービーに出場することを表明したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、公表後最初の試合で今季20号となる本塁打を放った。

3勝目を挙げたタイガース戦登板翌日のこの日も「2番DH」で出場。5回1死一塁の第3打席に、右翼席へ弾丸アーチを架けた。さらに8回2死、左中間へ21号ソロを放った。

日本人選手のシーズン20本塁打は、自身が18年に22本打って以来。打者としては65試合目(投手で10試合)での20号到達。07年松井(ヤンキース)の93試合目を大幅に上回る日本人最速となった。

大谷のシーズン20発は、日本ハム時代の16年と18年(ともに22本)以来、日米通じて3度目。20号到達は16年が81試合目、18年が101試合目で、自身にとっても最速の20号となった。