エンゼルスが死闘を落とした。2-2で迎えたタイブレークの延長13回に7失点。先発大谷から計7投手をつなぎ、最後にベンチに残ったのは負傷で外れたアップトンだけという総力戦だった。

大谷が6回を1失点に抑え、投手戦の展開で、タイブレークの延長戦に突入。1-1の同点の12回無死、4番手の右腕シーシェクの投じた3球目がファウルとなり、捕手スズキの頭部のプロテクターに直撃。その後、プレー可能かチェックを受け、ベンチに下がった。

この日のベンチ要員で捕手はスタッシのみで、既に10回の代打で起用し、交代していたため使えない。この緊急事態で急きょ、左翼で先発出場していたウォードが捕手に入った。さらに守備で起用できる野手は使い果たしていたため、左翼の守備は、やむなく先発ローテを担う投手キャニングを起用した。

エンゼルスは12回に1点を勝ち越されたが、直後に同点に。さらに2死満塁のチャンスで、2番投手ワトソンの打順で、代打に投手バンディを起用。だが、空振り三振に倒れ、サヨナラのチャンスを逸した。

エンゼルスは大谷翔平投手(26)が「2番投手」で出場し、DHを解除して試合に臨んだ。大谷の交代後は、投手の打順で代打をやりくりする必要があった。