米スポーツテレビ局ESPNが1日、ファン投票によって選ばれたオールスター戦スタメン発表特番を放送し、エンゼルス大谷翔平投手(26)はア・リーグDH部門でトップ票を獲得し、初選出初スタメンを決めた。

大谷はDH部門の票を最終的に63%獲得し、断トツでの選出。候補3人のファイナリストに入っていたレッドソックスのマルティネス、アストロズのアルバレスはいずれも10%台の得票だった。63%の得票率は、ア・リーグでトップ得票だった一塁手部門のウラジーミル・ゲレロ(22=ブルージェイズ)の75%に次ぎ、2位だった。ナ・リーグのトップ得票率は、遊撃手部門のフェルナンド・タティス(22=パドレス)で64%。

大谷は今季ここまで打率2割7分7厘、両リーグ最多の28本塁打、63打点。投手としては12試合に先発し、3勝1敗、防御率3・60をマーク。番組に出演した解説者ティム・カークジャン氏は「オオタニは今季、誰よりも驚異的なシーズンを送っている」と文句なしの受賞を伝えた。