野球米国代表は2日、東京オリンピック(五輪)に出場するメンバー24人を発表し、NPBからDeNAのタイラー・オースティン外野手(29)、ヤクルトのスコット・マクガフ投手(31)、ソフトバンクのニック・マルティネス投手(30)が選出された。

米国代表は5月31日~6月5日に米フロリダ州で行われた米大陸予選を勝ち抜き、五輪出場権を獲得。メジャー40人枠内の選手はメンバー入りできないため、予選参加後のメジャー昇格や、球団が日本行きを認めなかったなどの理由で、予選から10人が入れ替わった。

元オリックスのブランドン・ディクソン投手(36=カージナルス3A)、通算218本塁打のトッド・フレージャー内野手(35=FA)、通算107勝のエドウィン・ジャクソン投手(37=FA)らは予選から引き続き代表入り。新たに通算108勝のスコット・カズミアー投手(37=ジャイアンツ3A)、オースティン、マクガフ、マルティネスらが選ばれた。元エンゼルス監督のマイク・ソーシア氏(62)が代表監督を務める。五輪初戦は日本時間7月30日のイスラエル戦。