史上初めて球宴で投打の同時出場を果たしたエンゼルス大谷翔平投手(27)が、出番を終えた後にベンチで実況席のインタビューに応じた。

-2日間を振り返って

緊張よりもすごく楽しかったなという印象が強い

-日本だけでなく世界中のファンの期待を背負っている。

オールスターの先発に選んでもらえて本当に光栄ですし、何とか自分が持っている物を出したいなと。

-本塁打競争の疲労による影響は

バッティング練習を含めてあんなに振ることはシーズン中にないので、疲労感はありましたが(登板では)3人で終われて良かった

-勝ち投手の権利がある。

そうなんですか?

-今シーズンは外でバッティング練習をしていないのは本当か。

本当です。全部ケージでやっています。

-母がバドミントン選手、その経験は。

小さい頃やっていました。プロに入ってもトレーニングの一環でちょっとやったりします。

前日の本塁打競争では1回戦でナショナルズのソトと対戦し、2度の延長戦の末、惜しくも敗退。オールスター戦は、投手ではア・リーグの先発投手としてマウンドに上がり、1回を3者凡退に抑えた。打席では二ゴロと一ゴロに倒れ2打数無安打。5回無死一、三塁の場面でレッドソックスのJ・D・マルティネスが代打で起用されたため、出番終了となった。