エンゼルスの先発左腕パトリック・サンドバル(24)が、あと2人でノーヒットノーランを逃すも、8回2/3を1安打1失点、1四球13奪三振の快投で今季3勝目(4敗)を挙げた。

初回に大谷の二塁打をきっかけとした2点の援護をもらったサンドバルは、8回まで被安打0、1四球12奪三振を記録。ノーノー達成の期待が高まったが、9回先頭のポランコを空振り三振に仕留めた後、この日3三振の2番ルーカーに二塁打を浴びた。1死後にマウンドに上がった守護神イグレシアスが適時二塁打を打たれ1失点が記録されたが、自己最長の8回2/3イニング、108球の力投だった。

ツインズのバルデリ監督は試合後の会見で、サンドバルについて「今まで見た登板の中で最高の1つ。全てをコントロールしていた」と称賛。7回2失点(自責0)と好投し投手戦を繰り広げたベリオスは「今日のような投球をする相手と投げ合うのは楽しかった。素晴らしいピッチングで、とても良い球を投げていた」とたたえ、「自分もできるだけのことはやった。戦い続けた。負けてしまったが、それが野球」と振り返った。