「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、メジャー自己最多のシーズン13盗塁をマークした。

1点リードの8回2死一、三塁から二盗に成功し、二、三塁とチャンスを広げた。打者に専念していたメジャー2年目の19年にマークした12盗塁を上回った。

この日は第3打席で右越えに35号勝ち越しソロ本塁打を放ち、2試合連続のマルチ安打をマーク。8回の第4打席は2死三塁から敬遠され、敵地でブーイングが起こった。その後、相手バッテリーの隙をついて盗塁を決めた。

今季は開幕から投打で活躍。24日の試合終了時点で投手では4勝1敗、防御率3・21、打者では打率2割7分4厘、34本塁打、74打点、12盗塁の成績を残していた。本塁打数ではメジャートップを独走中。豪快な1発を放つと同時に、走力でもアピールした。