ブルワーズは27日、新型コロナウイルス検査で陽性となったクリスチャン・イエリチ外野手をコロナ関連の負傷者リスト(IL)に登録した。球団編成本部長のデービッド・スターンズ氏によると、軽度の症状が出ており、陽性反応が出た日から最低10日間は欠場するという。

2018年ナ・リーグMVPのイエリチだが、今季は腰の張りにより4月半ばから5月半ばまでの5週間で1試合のみの出場など思うようなシーズンを送れておらず、67試合で打率2割3分5厘、6本塁打、28打点にとどまっている。

スターンズ氏は「クリスチャンにとっては、間違いなく残念なこと。一番重要なのは彼が回復するということだ。軽い症状が出ている」とコメント。「今朝彼と話したが、メンタル面では大丈夫そうだった。休養を取っている。一刻も早くこれを克服し、よくなることを願う」と述べた。なお、イエリチはシーズン序盤にワクチン接種を完了していた。

また、ブルワーズはユーティリティー選手のジェイス・ピーターソンも同日に陽性者の濃厚接触者としてコロナ関連のILに登録。陽性反応は出ておらず、少なくとも7日間の離脱となる。(AP)