「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(27)が、今季15個目の盗塁を決めた。試合後の公式記録によれば、8月を迎える前に37本塁打以上と15盗塁以上をマークしたのは、MLB史上初の快挙となった。

大谷は5回2死の第3打席、四球で出塁すると、3番ゴスリンの打席の2球目でスタートを切り、悠々と二盗に成功した。ここ5戦で3盗塁。走力の高さを見せつけている。

第1打席は1回1死、右腕モンタスと対戦。フルカウントから1球ファウルを挟んだ後、7球目の外角低めスライダーを見逃し、三振に倒れた。

第2打席は3回2死二塁、四球で出塁した。4点を追う8回2死の第4打席は2番手の右腕ロモと対戦し、この日3度目の四球で出塁。1試合3四球以上は今季4度目で、大谷の長打を警戒するア軍バッテリーに向け、球場のファンからブーイングが起こった。

4打席のうち3四球で1打数無安打。連続試合安打は5試合、打点は4試合連続で止まった。チームはア・リーグ西地区2位のアスレチックス4連戦の初戦で完封負け。勝率5割に戻った。