エンゼルス大谷翔平投手(27)が30日(日本時間31日)、右手親指痛の影響で8月1日(同2日)アスレチックス戦の登板を回避することが決まった。

1日は傘下3Aの左腕レイド・デトマーズ(22)が初昇格し、大谷に代わって先発すると発表された。

複数の米メディアによると、この日の試合前取材でマドン監督が大谷の負傷を明かした。27日の試合でベンチに飛んできたファウルボールから頭を守ろうとした際に、ボールが右手親指に当たったという。同監督は「何も異常はない。痛みがあるだけ」と説明した。これにより、次回登板は8月2日(同3日)から始まる敵地でのレンジャーズ4連戦になる見込み。スイングには影響がないため、この日は「2番DH」で先発出場した。

大谷は今季15試合で5勝1敗、防御率3・04。前回26日のロッキーズ戦では7回5安打1失点で、3連続QSを記録した。打席では打率2割7部9厘、リーグ最多37本塁打、81打点。