今季31本塁打を放っているパドレスのフェルナンド・タティス内野手(22)が、走塁中に左肩を痛め途中交代した。

「2番遊撃」で出場したタティスは初回、左前打を放って出塁。次打者マチャドの強いゴロを三塁手が弾き、それを見てすかさず三塁まで進もうとしたが、スライディングした際に左腕を巻き込み負傷。ベース付近でうずくまり、トレーナーのチェックを受けた後自ら立ち上がってベンチへ向かった。4月にはフルスイングした際に左肩を脱臼して負傷者リスト入りしており、米メディアでは再び脱臼した可能性があると指摘している。

タティスは今季87試合で打率2割9分2厘、メジャー3位の31本塁打、70打点を記録。オールスターに初選出され、MVPにも期待されている。2月には14年総額3億4000万ドル(約374億円)で契約延長した。