MLBは6日、アスレチックスのラモン・ラウレアーノ外野手(27)がステロイドのナンドロロンに陽性反応を示し、80試合の出場停止処分を科したと発表した。今季残り53試合と来季、またポストシーズンにも適用される。

正中堅手のラウレアーノは今季88試合で打率2割4分6厘、チーム2位タイの14本塁打、39打点。選手会を通じて「禁止薬物だと知りながら体内に摂取した事実は一切ない。ナンドロロンに陽性反応を示したと知り、衝撃を受けた。私は自分の身体に細心の注意を払い、食事も厳格に管理している。微量の反応だったため、摂取した食品が汚染されていた可能性が高いと知った。チームメート、フロント、球団全体、コミュニティー、そしてファンに迷惑をかけたことを謝罪します」などとの声明を出した。

アスレチックスは現在首位アストロズと4ゲーム差の2位で、ヤンキースなどとワイルドカードを争っており、ラウレアーノの離脱はチームにとって大きな痛手となる。