元巨人でカージナルスの先発右腕マイルズ・マイコラスが、パイレーツ戦で約3カ月ぶりに先発登板した。5回を2安打2失点、5三振、2四球で今季1敗目(0勝)を喫したものの、2年ぶりに5回以上を投げた。

右肘屈筋腱(けん)の手術を受けて昨季1シーズン登板しておらず、リハビリ中に肩の違和感が出たため復帰が遅れ、5月22日のカブス戦で2年ぶりの復帰。だが4回を3安打1失点で降板し、前腕の張りのため翌日に再び負傷者リスト入りしてた。最近2年間でこれが2度目のメジャー登板。「健康で投げられたのが良かった。通常通りの状態だと感じた」と話した。

2018年に巨人からカージナルスに移籍し4年ぶりにメジャー復帰を果たしたマイコラスは、その年に18勝4敗、防御率2・83と活躍し初の球宴選出。2019年2月に4年総額6800万ドル(約74億8000万円)で契約延長した。