スタメンから外れたパイレーツ筒香嘉智外野手(29)が代打で途中出場し、4号2ランを放った。日本選手では初のシーズン代打3本塁打となった。エンゼルス大谷翔平投手(27)が1年目の18年に代打で2発をマークしている。

7回、9-7と逆転に成功し、なお無死二塁の場面で救援左腕カブレラと対戦。カウント0-1から92マイル(約148キロ)の速球を完璧に捉え、右中間スタンドへ運んだ。

パイレーツはこの回、一挙8点を奪って逆転に成功。筒香は守備には就かなかった。

パイレーツ移籍後の筒香は代打で4打数4安打の成功率10割、4安打中3本が本塁打と、驚異的な成績を残している。

試合後のシェルトン監督は「彼はベテラン。日本で成功しているし、いかにハンドルするか、準備するかを知っている。とても落ち着いているし、試合の状況を分かってる」と、筒香の姿勢を絶賛した。