エンゼルス大谷翔平投手(27)とパドレス・ダルビッシュ有投手(35)、日本ハム時代に同じ背番号11を背負った2人の初対決は実現しなかった。大谷はDH制がないナ・リーグ本拠地のため代打待機。結局、この日は出場機会がなく、7月24日以来の欠場となった。大谷の対戦が実現しなかったことについてダルビッシュは試合後、テレビのインタビューで「来るもんだと思っていましたし、全部真っすぐでいく準備はできていたんですけど、出てこなかったんで…。ちょっと拍子抜けしました」と振り返った。

救援投手が先発するオープナーで臨んだエンゼルスだったが、2回に投手陣が崩れ、3投手で3安打6四死球8失点。直後の3回には9番投手の打順で代打に投手ゲラが起用され、5回もゲラが2打席目に立ち、大谷の名前がコールされることはなかった。一方のダルビッシュは大量援護にも恵まれ、6回3安打1失点で勝利投手の権利を得て交代。そのまま6月21日以来の8勝目を挙げた。

エンゼルスとパドレスは、これが今季の最終戦。注目の対戦は来季以降に持ち越しとなった。