パドレスのダルビッシュ有投手(35)が7回3安打9奪三振無失点と好投し、勝ち投手の権利を持って降板したが、9勝目はならなかった。2点リードで救援陣にマウンドを託すも、8回に逆転を許した。

ダルビッシュは3回まで1人の走者も許さずに、3奪三振の完全投球。4回に初安打を許し、無死一、二塁とピンチを招いたが、3番オニールを95マイル(約153)の外角速球で見逃し三振。4番アレナドは69マイル(約111キロ)のカーブで見逃し三振に打ち取り、ピンチを脱した。

5回以降も無失点に抑え、7回も3者凡退に打ち取った。防御率は4・13。

パドレス打線は4回に2点を先取。さらに2死一、三塁のチャンスで9番ダルビッシュが打席に立ったが遊ゴロに倒れた。2-0のまま7回を投げ切ったが、8回に3点を失った。

ダルビッシュは、前回13日のジャイアンツ戦では4回を投げて4本塁打を浴びるなど8失点で10敗目(8勝)を喫していた。