メッツのルイス・ロハス監督は28日、右肘の問題で離脱しているジェイコブ・デグロム投手について、今季中に復帰しないことを明らかにした。MLB公式サイトが伝えている。

デグロムは先発15試合で7勝2敗、防御率1・08をマークし、今季のサイ・ヤング賞とMVP候補に名が挙がっていたが、右前腕の張りのために7月半ばに負傷者リスト(IL)入り。右肘の内側側副靱帯(じんたい)の部分断裂と発表されたが、ごく軽症で自然に治癒したとのことで、8月のMRI検査でも異常はなく投球練習も開始していた。

ロハス監督は、「彼は今季は復帰せず、オフシーズンのルーティンにフォーカスする。昨日のセッションで投げたときには問題なかったが、現時点で彼に投げさせる意味がない」と述べた。