エンゼルス大谷翔平投手(27)が25日(日本時間26日)、両リーグの打撃ベストナインに相当するシルバー・スラッガー賞でDH部門のファイナリストに選出された。ア・リーグのDH部門は大谷、アストロズのアルバレス、ヤンキースのスタントンとギャロ、レイズのクルーズが選ばれた。

同賞は各ポジションで最も優れた打者を両リーグの監督、コーチらが選出。MLB公式サイトによれば、OPS(出塁率+長打率)、OPS+(OPS平均を100とした場合の数値)、打率、本塁打、打点、塁打数、得点などに加え、監督やコーチによる選手への印象や評価が基準となる。

大谷は今季、投打の二刀流で活躍し、打撃では打率2割5分7厘、46本塁打、100打点の結果を残した。OPSはリーグ2位の0・965で、OPS+も同2位の158。塁打数は318で4位、得点は8位だった。DH部門の5選手に限れば、打率(4位)と打点(2位)以外では全て1位となっている。