CBSスポーツ電子版は24日、レイズの超有望株ワンダー・フランコ内野手(20)が11年総額2億2500万ドル(約248億円)の長期契約を結んだことを受け、「次に長期契約を結ぶ若きスター」と題したランキングを掲載し、エンゼルス大谷翔平投手(27)が4位に入った。1~3位にはいずれもメジャーデビュー前のマイナー選手が名を連ねている。

今季のア・リーグMVPに選ばれた大谷を4位に位置付けた理由として「現時点では長期の契約延長を結ばない理由がある。あと2年でFAとなり、さらに勝利への情熱を口にしているからだ」とし、実際に長期契約を近い将来結ぶかどうかの観点で見ると、他のマイナーの有望選手よりも可能性は低いとした。

MLBでは近年、メジャー経験が浅くても将来が期待される若手と長期契約を結ぶ傾向があり、1~3位はロイヤルズ3Aのボビー・ウィット内野手(20)、マリナーズ2Aのフリオ・ロドリゲス外野手(20)、オリオールズ3Aのアドリー・ラッチマン捕手(23)と、いずれもトッププロスペクトが選ばれた。5位はブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)、6位はナショナルズのフアン・ソト外野手(23)、7位はレイズのランディ・アロザレーナ外野手(26)となっている。