マリナーズからFAとなった菊池雄星投手(30)に3年契約のオファーが提示されていると、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が1日(日本時間2日)、伝えた。具体的な内容は不明だという。獲得に興味を示しているのはメッツ、ブルージェイズを含む複数球団と伝えられている。

菊池はメジャー3年目の今季、29試合に登板し7勝9敗、防御率4・41。後半戦で失速したものの、前半戦は6勝4敗、防御率3・48でオールスターに初選出された。シーズン終了後、来季1300万ドル(約14億3000万円)の選手側オプションを破棄して11月3日にFAとなった。

MLBと選手会の新労使協定をめぐる交渉はすでに打ち切られており、1日午後11時59分(同2日午後1時59分)の失効期限後にロックアウト突入が確実となった。菊池の契約がこの時点でまとまらなければFA市場は凍結されるため、移籍先決定はロックアウト解除後に持ち越しとなる。