カナダのテレビ局「スポーツネット」の電子版が8日(日本時間9日)、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)の契約のゆくえを特集した。地元のブルージェイズも含め複数の球団が獲得競争に名乗りを上げていると伝えられており、契約金は総額5000万ドル(約55億円)を想定。その場合、広島に入る譲渡金は937万5000ドル(約10億3000万円)と試算した。

同記事は、獲得競争に加わっている球団としてブルージェイズの他にレッドソックス、ヤンキース、レンジャーズ、ジャイアンツ、

メッツ、マリナーズを列挙。どこが獲得するか「今はうわさが渦を巻いている状況」とした。

現在、MLBはロックアウトに入り、30日間の交渉期間は10日を経過した時点で中断。記事では「交渉期間は数カ月にわたる可能性もある。本人にとっても、MLBファンや関係者にとっても、できるだけ早くロックアウトが解除されることが望ましい」とした。