メジャー移籍を目指す広島の鈴木誠也外野手について、米NBCスポーツ電子版がフリーエージェント(FA)市場においてトップ10に入る実力の持ち主と評価した。

同サイトは「まだ獲得可能なフリーエージェント(FA)の選手トップ10」とのタイトルで、ロックアウト前に契約が締結されなかったFA選手をランク付け。カルロス・コレア内野手を1位、フレディ・フリーマン内野手を2位とするなど大物を次々“査定”し、鈴木を10位に入れた。

記事では「鈴木はFAとなっている外野手で、トップクラスの選手と考えられている」とし、同選手が今季広島で打率3割1分7厘、38本塁打を記録したことを引き合いに「このようなパワーはMLB球団から大いに注目を集めることだろう」とコメント。鈴木を追うア・リーグ東地区3球団のなかでも、レッドソックスが「積極的な」姿勢を見せているとの報道にも触れた。

MLBと選手会は1日の労使協定失効までに新協定の合意に至らず、2日から経営側が行使するロックアウトに入った。FA選手との契約を含めMLBの全業務が停止となっており、新労使協定で合意に至るまでこの状態が続く。