今オフのトップFA選手の1人として注目されているカルロス・コレア内野手(27=アストロズFA)が18日、代理人をスコット・ボラス氏の事務所に変更したことを発表した。

複数の米メディアによると、コレアは文書で「今後はボラス・コーポレーションに代理人業務を任せることに決めた。同社は野球界で最もレベルの高い専門知識と経験を持つ」と声明を発表した。

2015年にデビューしたコレアは、ここまでメジャー7年で通算打率2割7分7厘、133本塁打、489打点をマーク。3年目の17年にチームのワールドシリーズ制覇に貢献し、昨季は自己最多の26本塁打をマークし2度目の球宴選出。今オフ初めてFAとなり、総額3億ドル(約330億円)超えの契約が見込まれている。ボラス氏を代理人としたことで、遊撃手の契約総額としては最高となるメッツのフランシスコ・リンドア内野手(28)の3億4100万ドル(約375億円)超えを狙う可能性が高まったとみられる。米メディアでは、ヤンキース、カブス、レッドソックス、ドジャース、エンゼルスなどが移籍先候補に挙げられている。

ボラス氏は米経済紙フォーブスの最も力を持つ代理人ランキングで1位にランクされる辣腕(らつわん)。日本人選手では菊池雄星投手(30=マリナーズFA)の代理人を務めている。