メキシカンリーグのサラペロス(英語名サルティーヨ・サラペメーカーズ)は13日(日本時間14日)、昨年まで日本のソフトバンクに所属したウラディミール・バレンティン外野手(37)の獲得を発表した。

日本では11年からヤクルト、20年からソフトバンクに所属し、通算1104試合で301本塁打、1001安打、794打点、打率2割6分6厘だった。13年には60本塁打を放ち、日本プロ野球のシーズン最多記録を更新。本塁打王3回、打点王1回、最高出塁率を2度獲得している。昨季は22試合で55打数10安打4本塁打9打点、打率1割8分2厘だった。

オランダ領キュラソー島出身のバレンティンは、メキシカンリーグでのプレーは初となる。1月23日に自身のツイッターで「日本のファンに、日本球界から引退することを発表します」と切り出し「日本で素晴らしいキャリアを築く機会を与えてくれ、日本屈指のホームランバッターの1人として本塁打キングにしてくれたヤクルトに感謝します」とつづっていた。