日本キラーの左腕が母国の韓国へ復帰する。韓国のSSGランダースは8日、米大リーグのカージナルスからFAとなった金広鉉投手(33)と4年契約を結んだと発表した。4年契約で年俸などの総額は151億ウォン(約14億1000万円)。SSGの前身は、金が韓国で以前所属していたSKワイバーンズ。

金は20年にカージナルスに移籍し、3勝0敗、防御率1・62と好成績を残した。21年は27試合に登板し7勝7敗、防御率3・46。2年間通算で10勝7敗、防御率2・97だった。

08年北京五輪では日本戦の2試合に登板し、対戦防御率は1・35だった。準決勝では8回2失点で勝利投手となるなど「日本キラー」として注目を集めた。