MLBは9日(日本時間10日)、選手会との労使交渉が合意に至らず、開幕を4月14日(同15日)まで再延期すると発表した。これで当初予定の開幕4カード分が、全30球団の日程から消えたことになる。代替試合が行われるかは未定。

労使交渉はまだ難航が予想されるため、今後も再々延期の可能性がある。暫定日程ながら、大谷翔平投手(27)が所属するエンゼルスは開幕から12試合が日程から消えており、今季は現時点で150試合となっている。

3月1日に交渉が決裂し、1度は開幕2カード分の中止を発表していたMLBだが、全162試合を開催するための代替案を選手会側に提案して再交渉。期限に設定されていた前日8日にも、日付をまたいで17時間を超える交渉を明け方まで行っていたがまとまらず、この日再び話し合いの場を持っていた。