【テンピ(米アリゾナ州)15日(日本時間16日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(27)が、4カ月ぶりに公の場で肉声を届けた。キャンプ2日目はブルペン入りして24球を投げ込み、16日(同17日)のライブBP(実戦形式の投球練習)登板に備えた。練習後の会見では謙虚さと自信を兼ね備えたコメントが満載。日本帰国後の昨年11月15日以来の会見で、大谷節が満開となった。

大谷節満開!開幕投手「やってみたいな」エンゼルス大谷翔平4カ月ぶりの肉声 謙虚さと自信>>

【大谷翔平の一問一答】

-今年の目標は

まずは全員、健康でフルシーズン戦うということ、それができれば、ポストシーズン、プレーオフが見えてくるのかなと思います。

-ロックアウト中は心配していたか

遅れそうだなというのはもちろんありましたけど、なるべく早くこっちに入ってトレーニングはしていたので、いつ始まってもいいように準備していました。

-去年、前半戦は(投手として)四球が多かった

打たれるのはしょうがないですけど、四球を出すのはリズムも悪くなるので、改善のポイントの1つかなと思う。去年、最後の方のピッチングを続けられるように、まずはそこをしっかりやりたい。

-昨季MVPでチーム内、メジャーでの立場の変化について

特に大きな変化を感じてはいないので、やることをしっかりできれば単純に所属する年数が長くなることでチームとしての位置、やらなきゃいけないことは増えてくるかなと思う。(勝ちを)計算する度合いも高くなってくると思うので、いつも以上にやらなきゃいけないなっていう気持ちはもちろんあると思います。